編集長の雑コラ（ム）#26：高熱が出て発熱外来を受診の巻

高校で非常勤講師をしながら大学院の博士課程に在籍しているのですが、先日急に高熱が。「ついにきたか」と思いました。（特定）多数と接する仕事ですし、学校でも体調不良の病欠や新型コロナウイルス（COVID-19）への感染で出席停止になっている生徒がいます。学級閉鎖もありました。

そんななかで自分が発熱すると、やはり仕事上の問題で抗原検査だけでなくPCR検査を受けられる病院を探さなくてはなりません。

父が発熱した際は近くの病院で抗原検査陰性で検査を受ける日だけ欠勤しただけでしたが、自分が発熱したとなると抗原検査だけの病院でいいのだろうかという不安があったのです。だって、自分が隠れ陽性でウイルスまき散らして学級閉鎖を起こしましたなんて、そんなの胸くそ悪いじゃないですか。

非常勤のバイトとはいえ、教壇に立つ以上は不安を最小限に。そういうわけで欠勤の連絡をしたあとは病院探しです。千葉県の発熱外来のページでPCR検査をやっている病院を探すと、小金原のいらはら診療所が出てきました。肺がんで転院した祖母が前日まで痛い痛いといいつつも元気で喋っていたのに、モルヒネを投入して眠った翌朝に看護師が見回ったら息を引き取っていた病院。あまりいい思い出もないですし、少し遠いけど仕方ありません。高熱でどうしようもないので父に車を出してもらって受診しました。

本当は歩いていこうと思っていたのですが、「寒いので車でいらしたほうがいいですよ」と。行ってみて分かりました。車のナンバーを伝えると看護師がやってきて検査キットを渡してくれるのです。準備が出来た頃に取りに来る。ドライブスルー方式ですね。

PCR検査キットに唾液を入れ、抗原検査キットの綿棒で鼻腔を拭います。手渡された「陽性だったら同居家族全員濃厚接触者」というパンフレットを読みながら待っていると、「抗原検査とインフルエンザの検査は陰性でした。診察室へどうぞ」と通常とは違うルートで診察室へ。発熱外来は通常の診療が終わったあとに行われるという徹底ぶりです。

精神疾患や高脂血症などで普段から多くの薬を飲んでいるということもあり、発熱時用の頓服の解熱鎮痛剤と症状に合わせた薬を出しておきますねと言われて車内に戻ります。

しばらくすると、お会計のために職員の方がやってきました。ここで処方箋をもらってかかりつけの薬局に持っていくのかなと思いきや、あとで薬剤師があとでくるので待っていて下さいと。驚きました。徹底しています。

隣接の友愛薬局から薬剤師の方が来て、投薬分のお会計。結局咳止めと解熱鎮痛剤だけでした。

PCR検査の結果は翌日電話でということで、職場には抗原陰性の報告と欠勤することの連絡をします。…しかし喉は痛いし咳は酷い。寝て起きたら病院から入電。PCR検査陰性とのこと。職場に「ただの風邪」とだけ報告をして寝ていました。

…しかしなかなか治らないうえに土日に入ってしまったんですよね。仕方ないのでパブロンゴールドとアリナミンVを母親に買ってきてもらいましたよ。