松戸新京成バスは、2023年3月23日(木)に関東運輸局に一般乗合旅客自動車運送事業の上限運賃変更認可申請を行いました。
初乗り区間の普通旅客運賃を現行の180円(IC:178円)から200円(上限:230円)、通勤1カ月定期券を8,100円から9,000円(上限:10,350円)へと引き上げます。
運賃改定予定日は2023年7月(認可後決定)で、申請が認可されれば、新京成電鉄のバス事業部門だった1997年4月以来約26年ぶりとなります。
プレスリリースによると、高度経済成長期に建設された大規模団地入居者の高齢化をはじめとした生産年齢人口の減少基調に加え、社会情勢の変化による輸送人員の減少、新型コロナウイルス感染症の拡大による移動需要自体の低迷などが影響。
老朽化したバス車両の更新、IC カード関連機器など投資の増加に加え、人材の確保や、健康起因事故の未然防止、労働時間などの改善にかかる経費増、燃料費・資材費などの高騰により、損益悪化が見込まれるとのことです。
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